肥満はあらゆる慢性疾患の原因

糖尿病、メタボ、高血圧の内服薬は大切。

しかし肥満があるならダイエットにより

現在の内服薬を減らせる可能性があります。

また変形性膝関節症など膝が痛い方にも

ダイエットは有効です。

治療にはメリット、デメリットあるため
必ず診察を受けていただきます。

※採血等の検査をお願いすることがあります。
※効果には個人差があります。

 


当院のダイエット外来の患者数

2021年後半より男性の患者さんが増えています。男性は20代から50代が多い。女性は30代、40代、50代を中心に20代から70代まで幅広い年齢層です。

2022年1月 約70人

2022年2月 約70人

2022年3月 約90人


GLP-1内服薬


飲み薬GLP-1リベルサス

リベルサスは飲み薬タイプのGLP-1内服薬。
メリット:注射の痛みがない。
副作用:ときに悪心、吐気、嘔吐、便秘
投与方法:1日1回1錠を早朝空腹時に「120ml程度のお水」とともに内服。
リベルサス内服後30分間は食事できません、他の薬も内服できません。


GLP-1注射薬オゼンピック

オゼンピック

オゼンピックは用量により3種類。

メリット:FDAが承認した抗肥満薬の中で最も強力。

副作用:皮下注射時の痛み。ときに悪心、吐気、嘔吐、便秘。

投与方法:1週間に1回 腹部や上腕部に皮下注射。


GLP-1注射薬トルリシティ

トルリシティ

トルリシティは1種類のみ。

メリット:皮下注射時の痛みがほとんどない。

副作用:ときに悪心、吐気、嘔吐、便秘。

投与方法:1週間に1回 腹部や上腕部に皮下注射。

 


GLP-1ホルモンの働き

glp-1と糖尿病

GLP-1による体重減少のメカニズム

①脳に働いて食欲を減らす。

②胃に働いて、空腹感を減らす。

③消化スピードを遅くし、急激なインスリン分泌を抑える。

ダイエットはカロリーバランスよりも、急激なインスリン分泌を抑えたほうが体重減少しやすい。


GLP-1の効果を上げる食事法

肥満の最大の原因は早食い。

よく噛む行為が迷走神経を介してGLP-1、PYY(食欲抑制ホルモン)分泌を促す。

よく噛む行為がGLP-1を増やす


肥満青年にアイスクリームを食べさせた実験では、30分かけてゆっくり食べると(SLOW-Feeding)、5分で食べる(FAST-Feeding)よりGLP-1分泌が増える。

GLP-1と肥満青年


砂糖の消費量が減っても肥満や糖尿病が減らないのは?

昨今、砂糖の消費量は減少し糖質オフ食品は増加してる。しかし肥満は減らないし糖尿病も減らない。

糖質オフ食品で使われる人工甘味料(Artificial sweeteners)や天然甘味料のエリスリトールはGLP-1分泌を促進しない。

GLP-1分泌の少ない食事は、食欲抑制されない、満腹感も得られにくい。

結局は食べる量が増え、体重は増える。

単なる糖質制限よりもGLP-1分泌を意識した食事法が大切。

GLP-1と人工甘味料

内服薬

メトホルミン錠(メトグルコ錠)

メトホルミンは満腹ホルモンGDF-15を増やし、食欲を抑え体重減少を促します。
ただし、ダイエット注射薬と比較し体重減少効果は低い。
副作用:下痢などの消化器症状がでる場合があります。少量より内服します
投与:1日1回~3回内服

デベルザ錠

尿中へ糖質を排泄し、体脂肪を燃焼させ体重減少を促します。
副作用:頻尿、口渇感がでる場合があります。
投与方法:1日1回内服

自費料金表(税込み)

自費初診料
¥2,000円
自費再診料
¥1,000円
令和4年5月までGLP-1経口薬:リベルサス錠3mg 7日分
¥2,000円
令和4年5月までGLP-1経口薬:リベルサス錠7mg 7日分
¥3,500円
令和4年5月までGLP-1経口薬:リベルサス錠14mg 7日分
¥4,900円
令和4年6月よりGLP-1経口薬:リベルサス錠3mg 8日分
¥3,000円
令和4年6月よりGLP-1経口薬:リベルサス錠7mg 8日分
¥4,500円
令和4年6月よりGLP-1経口薬:リベルサス錠14mg 8日分
¥5,900円
GLP-1注射薬:トルリシティ
¥5,000円
GLP-1注射薬:オゼンピック0.25mg
¥4,000円
GLP-1注射薬:オゼンピック0.5mg
¥5,000円
GLP-1注射薬:オゼンピック1.0mg
¥8,000円
メトホルミン錠250mg 1か月分(30錠~)
¥1,500円~
デベルザ錠 1か月分30錠
¥9,000円

GLP-1とダイエット関連情報

GL値とエネルギー(カロリー)摂取

GL値(グリセミックロード値)とは1食分の糖質量のこと。

同じエネルギーを摂取しても、低GL食品、中GL食品は血糖値が上がりにくいし、太りにくい。

エネルギーバランスは体重増加の直接的な原因ではない。

GL値とカロリー


飲酒は太るのか

飲酒は太るのか

★アルコールは体脂肪が燃えるのを止めてしまう。

★体はアルコール排除を優先するため、新陳代謝が低下し、他の栄養素の燃焼が低下し、蓄積しやすい。

★アルコールは食欲抑制ホルモンのレプチン分泌を下げるため、飲酒後は食べたくなる。特に脂肪やナトリウムの多い食品を欲する。

★アルコールは血糖値を低下させるので、時に炭水化物が豊富な高カロリー食品への渇望を引き起こしやすい。

★アルコールは、体重増加に関連するホルモンのコルチゾールのレベル増加を引き起こす。

★アルコールは睡眠の質と持続時間の低下に関連

コメント:

飲酒量が多くなるのは、脳で報酬系の増大(ドーパミン↑)が原因と言われている。

GLP-1は脳でのドーパミンを減らし、飲酒量の減少に貢献する可能性がある。(^^)

現在、臨床試験中のようだ。(^^)