うつ病性高血圧。高血圧はうつ病と関連している。

うつ病性高血圧(抑うつ性高血圧) Depressive-Hypertension

なんと、高血圧はうつ病と関連している。

台湾での調査によると、うつ病の人の高血圧割合は21.2%、一般の人の高血圧割合は13.2%

うつ病の人の方が、高血圧になる割合が高い。

なぜうつ病は高血圧になりやすいのか?

抑うつ性高血圧の人は高血圧のみ、またはうつ病のみとは異なる、抑うつ性高血圧の人に共通する腸内細菌叢を持っていることが最近、AI技術により明らかになった。

うつ病は、副交感神経が抑制され交感神経系(SNS)が活性化、コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌が亢進(HPAの活動亢進)して、腸内細菌叢に働きかけ、腸でナトリウムの吸収亢進、腸で炎症が活性化して高血圧を誘発する。

コメント:
うつになると脳腸バランスが悪くなり塩分が体内に吸収されやすいようです。

高血圧にならないためにはお笑い番組でも見て気分転換も必要(^^)

MEC食ドクター福田世一

MEC食ドクター福田世一

肉卵チーズを優先、一口30噛む食事法(=MEC食)の普及活動をしている / 薬剤師 → 医師 / 日本透析医学会専門医、内科認定医、医学博士

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