薄毛(AGA)は治るのか?

薄毛の進行は遺伝的体質+生活習慣。
遺伝的体質は薄毛の要因として大きいが、ストレス、睡眠不足などの生活習慣は、抜け毛が増えることが確認されている。

薄毛の対策は生活習慣の改善。
そして、市販のミノキシジルで頭皮マッサージ+プロペシア、ザガーロなどのAGA治療薬

AGA治療薬を院内で処方

AGAとは男性型脱毛症のこと。何もしないでいると抜け毛が徐々に進んでいきます。進行を抑えるためには早めのケアが大切です。当院ではAGAの治療薬を院内で処方いたします。

料金は?

プロペシア1mg錠 1ヶ月分28錠 7,000円(税込み)
フィナステリド1mg錠(プロペシアの後発品) 1ヶ月分28錠 6,000円(税込み)
ザガーロ0.5mg錠 1ヶ月分30錠 8,500円(税込み)
デュタステリド0.5㎎錠(ザガーロの後発品) 1ヶ月分28錠 7,500円(税込み)2021年1月より発売

3ヶ月分まで処方可能です。
初診料 2,000円
再診料 1,000円

プロペシアとザガーロの違い

ザガーロ0.5mgの服用によって増えた髪の本数は、プロペシア1mgの1.6倍(3ヶ月服用後と6ヶ月服用後の平均値)。
6ヶ月服用後の毛髪の太さ(直径)の変化量を比較すると、ザガーロ0.5mgはプロペシア1mgの1.45倍、髪が太くなる

効果の点ではザガーロのほうが強力。プロペシアでAGAを改善できなかった人でも、ザガーロなら改善できる場合があります。

副作用は

プロペシアとザガーロの主な副作用は、勃起不全(ED)、性欲減退、射精障害

プロペシア1mgを1年間投与した場合の副作用発現頻度は5.0%(139例中7例)
ザガーロ0.5mgを1年間投与した場合の副作用発現頻度は16.7%(120例中20例)

女性の薄毛 FAGA

FAGAとはFemale AGAのこと。女性は40後半になると薄毛に悩まされる人がいます。女性の薄毛治療といえばパントガール、ミノキシジル(ロゲイン)が代表的。
一般にプロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)は女性の薄毛治療に使われません。
しかし、これらの薬に効果はないのでしょうか?

2014年に発表された論文。女性計120人、プロペシア60人、ザガーロ60人に3年間内服させた臨床試験があります。
結果は、プロペシア使用で81%の女性が増毛。ザガーロ使用で83.3%が増毛しました。
この臨床試験において、重大な副作用はありませんでした。

このように、女性にも一定の効果があります。
ただし、妊娠中の女性が使用すると胎児に生殖器奇形が生じることがあるので、妊娠を検討している女性には処方できません。
45歳以降の妊娠を検討していない女性に対して、診察の上、必要な方には処方しています。
女性の薄毛FAGA